Francis Poulenc(フランシス・プーランク:1899-1963)はフランス6人組の一人で
Quatre motets pour le temps de noël ~クリスマスのための4つのモテット~は
1952年(当団の団長が5歳当時)に作曲されたものです。
フランス作曲家らしいお洒落なハーモニーですが、
音の進行が難しく、また半音でぶつかることが多く、歌うのはなかなか難曲です。
- O Magnum Mysterium ~ おお、大いなる神秘 ~
- Quem vidistis pastores dicite ~ 何を見たのか 羊飼いたちよ 言うがよい ~
- Videntes stellam ~ 星を見たとき ~
- Hodie Christus natus est ~ 今日 キリストはお生まれになられた ~
Ⅱ 北欧の合唱曲
夜空にきらめくオーロラ、バイキング、白夜、森と湖に囲まれて静かに眠る…?
北欧にはそんなイメージを持たれている方も多いと思います。
合唱曲となると身近とはいいがたいかもしれませんが
物悲しいハーモニー、どこか郷愁をそそる旋律がやみつきになること請け合いです。
- Gje meg handa di, ven ~ 手をさしのべて ~ (ノルウェー)
人生つらいことが多いけれど友達の温かい手がさしのべてもらえるからこそ生きていけるといった内容。
- Sverige ~ スウェーデン ~ (スウェーデン)
スウェーデンの第二の国歌として愛されている曲。
- Stämning ~ さわやかな気分 ~ (スウェーデン)
夏の夕暮れ、静かな風が吹き渡る情景の歌。
- On suuri sun rantas’ autius ~ 静寂なるかな あなたの岸辺よ ~ (フィンランド)
湖のほとりで野鴨が飛び立つのを見て自分の青春を回想しては涙する心情を歌っている。
- Tuuti lasta Tuonelahan ~ わが子よトゥオネラで眠れ ~ (フィンランド)
幼くして失くした子がトゥオネラ(黄泉の国)で安らかに眠れるよう祈りをこめて…。
- Finlandia ~ フィンランディア賛歌 ~ (フィンランド)
交響詩フィンランディアより、のちに合唱曲として編曲されたもの。フィンランドの第二の国歌として広く歌われる。
Ⅲ クリスマスソング
X'masコンサートにふさわしい、明るく楽しく親しみやすい曲が並びます。
第1ステージはラテン語、第2ステージはノルウェー語、スウェーデン語、フィンランド語
そしてこの第3ステージでは日本語、ドイツ語、英語で歌います。
世界各国、平和なクリスマスが訪れるように心を込めて。
- ひいらぎかざろう
- もみの木
- White Christmas
- We Wish You a Merry Christmas
- O Holy Night
アンコール
- Viva la musica
- きよしこのよる (会場のお客様と一緒に)